2軸・3軸回転ステージ

MSシリーズ

MSシリーズ

2軸・3軸回転ステージは、慣性センサ、IMU(慣性計測装置)、姿勢センサなどに、ロール・ピッチ・ヨー方向の回転・揺動・振動などの動きを与えます。
お客様の実験や試験の目的に合うよう、さまざまなタイプを用意しました。

自動車の運転支援や自動運転の研究に役立ちます

コスメイトの1軸回転ステージ(レートテーブル、遠心加速度試験機)は、ジャイロセンサや加速度センサの性能比較や製品検査に使われてきました。最近は、自動車、建設機械、農業機械などの運転支援や自動運転の研究開発、およびヒューマノイドロボットやリハビリ機器の研究開発などに、ジャイロセンサや加速度センサを複合した慣性センサ、IMU(慣性計測装置)、姿勢センサが使われるようになってきました。
2軸・3軸回転ステージは、これら多軸センサの性能比較や製品検査に役立ちます。

さまざまなタイプをラインナップ

まず、ロール・ピッチ・ヨーの回転軸の交点に供試体(搭載物)が置ける3軸ジンバル機構と、ロールやピッチの回転軸より高い位置にテーブルがあって供試体の寸法に制限がない回転機構に分かれます。
供試体を載せたテーブルをヨー回転させてそれをロールやピッチ方向に揺らす "Y-R-P" と、ロールやピッチ方向に揺らす機構をヨー回転させる "R-P-Y" では、構造が異なります。また、2軸回転ステージでは、"R-P"、"Y-R"、"R-Y"で構造が異なります。なお、ロール軸とピッチ軸は供試体を90deg回して取り付ければ同じことなので、順番はありません。

(*) ロール・ピッチ・ヨーの方向は車両座標系に従っています。車の進行方向が+X、左方向が+Y、上方向が+Zになり、X軸回りの回転がロール、Y軸回りの回転がピッチ、Z軸回りの回転がヨーになります。

スリップリングの組み込み(オプション)

供試体への電源供給や信号出力が必要な場合、また供試体に最も近い軸以外の軸を無限回転させる場合はスリップリングが必要になります。

簡単操作

PCから、添付のWindows操作プログラムを使って、各軸の回転速度、加速度、停止角度などを設定するだけで、簡単に操作できます。また、正弦波形の揺動回転や、EXCELなどで作成したデータで動かす機能も付いています。

通信プロトコルの公開

2軸・3軸回転ステージとPC間の通信プロトコルは公開しているので、お客様の作成されたプログラムに組み込んで操作することが可能です。


●製品仕様の例

型名 MS-YRP-G-03 MS-YR-30 MS-RY-G-15
機構形式 Y-R-P, ジンバル機構 Y-R R-Y, ジンバル機構
最大搭載質量 3kg 30kg 15kg
最大速度 ロール 120deg/sec 30deg/sec 120deg/sec
ピッチ 120deg/sec - -
ヨー 120deg/sec 30deg/sec 120deg/sec
回転範囲 ロール ±60deg ±45deg ±∞deg
ピッチ ±30deg - -
ヨー ±∞deg ±∞deg ±165deg
テーブル寸法 φ300mm 350x350mm 176x240mm


●操作プログラムの仕様

速度ドライブ 速度と回転方向を指定してドライブする。ドライブ中に速度を変更できる。
角度ドライブ 指定角度まで指定速度でドライブする。ドライブ中に角度や速度を変更できる。
正弦波ドライブ 振幅と周波数を指定して、正弦波形の揺動回転を行う。
メモリードライブ 単位時間ごとの角度を記述したcsvファイルを読み込んで、動かす。複雑な動きを与えることができる。
ステータス表示 実際の速度と角度を表示する。動作状態などのメッセージを表示する。
ログファイル機能 運転データ(時間毎の速度と角度)をファイルに書き込む機能。
PCとの通信 RS-232C(付属のシリアルUSB変換器を使ってPCのUSBコネクタと接続できる。)
対応OS Windows10(32/64bit), Windows8.1(32/64bit), Windows7(32/64bit)

●オプション

スリップリング 供試体への電源供給と、供試体と固定側装置間の信号接続を実現する。
安全カバー 回転テージの周囲を覆う、安全対策用カバー。
緊急停止スイッチ 手元で素早く停止させるためのスイッチボックス。
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